葛飾北斎
江戸時代を、そして日本を代表する浮世絵師といえば葛飾北斎。
富嶽三十六景を筆頭に数多くの絵画、そして芸術作品を残している。
かの西洋の巨匠ゴッホでさえ、北斎の描く春画の影響を強くうけて
模倣的な美術品を描いていたほどである。
しかし、こと枕絵の世界限定で言えば、外国人アーティストに影響を
与えたのは決して彼だけでなく、歌川広重、国定、喜多川歌磨など
数多くの美人画家の名を上げることができる。
では、何故、葛飾北斎ばかりが注目されるのであろう。
これは、当時の瓦版、現在で言う新聞に春画を描き、市民の読み物として
浮世絵を普及させたことが多いであろう。
正確には、少しのちに版画が開発され、男色や女色(レズ)を艶本として
広まったのであるが、その先駆けになるのが葛飾北斎の浮世絵、具体的
には、春画であったのであろう。
この江戸時代に発信された浮世絵以後、大正から明治そして昭和に
かけて上村松園、鈴木春信といった著名な春画・枕絵の書き手が増え
現在の平成にかけて立派な作品を残している。
その代表格が北斎であったのだ。
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